入居者様からカビの苦情が!
皆さまいかがお過ごしでしょうか?北京冬季オリンピックでの日本人選手の、大活躍が勇気と感動を与えてくれる毎日ですが、先日のとある朝小さな出来事で、とても心温まる学生さんに遭遇いたしました。内容はというとコンビニに寄ったあと、駐車場から車を出そうとすると、お年を召した女性のかたが立っていました。こちらには気づかないので軽くクラクションを鳴らしたのですが、全然気が付いてくれません。すると男子高校生が通りかかり、こちらを見て女性を指さしたので、思わず頷くとその男子高校生は、女性の肩を軽くたたき移動させてくれたのです。とても心の優しいその仕草に感動し、心がほっこりとしました。見知らぬ高校生よありがとう!朝からとても暖かい幸せな気持ちになり、本当に感謝いたしました。私もクラクションを鳴らす前に同じ行動をとることもできたなと、反省したと同時にこんな小さな行動で人を感動させ幸せにできるのだなと改めて思いました。
さて前置きが長くなりましたが先日入居者様より、カビの苦情がきたので見てほしいとの事で現調して参りました。
窓からの結露によるカビの発生です。写真を見てのとおり床絨毯が結露で水浸し状態です。絨毯・カーテン・壁クロスと黒カビで酷い状態でした。入居者様がとても良い方だったので、とりあえず自分たちで何とかしようと努力してくれたみたいです。
これは他の現場ですが、放置しておくとこのような状況になってしまいます。こうなるとカビが原因の肺炎・皮膚炎・ 気管支炎・喘息など、お子さんがいる場合はアトピー性皮膚炎だったり深刻な問題に発展しかねません。
上記の写真は入居していない場合の写真ですが、今回のケースや1月に対処した脱衣場床のカビ除菌・防カビの対策は、入居している状態での作業です。
この場合はシャンプードレッサーの排水漏れからのカビ発生でした。カビを除菌する薬剤はかなり強いものを使用するので、人のいない状態でスタッフも防毒マスクを着用しての作業になります。
カビの除菌・除去が終わってから防カビ剤を噴霧しての工程です。入居している状態でクロスの貼替や、床CFの貼替えは現実的にはかなり難しいので、我々特殊清掃業者に任せてもらえると安心です。
入居中だからとあきらめず対処できる方法を考えるべきです。健康被害が発生してからでは遅いのです。住んでいる方の使い方が悪いと決めつけず、一度きちんと調べ対処することをおすすめ致します。大切なご自身の身を守るため、大切な入居者様を守るため、大切な建物を守るため是非カビの問題が発生した場合は、ご遠慮なくご相談下さい。宜しくお願い致します。
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