特殊清掃・3件立て続けに見積です。

皆さまいかがお過ごしでしょうか？最近めっきり寒くなって、我々年寄にはももひきをはくか、はかないか微妙な季節になってまいりました。

そんな中先週特殊清掃の見積依頼が、3件立て続けにあり1件は粗除菌・粗消臭に行って参りました。

いつも管理会社のご担当者様にはお伝えしているのですが、除菌前にはお部屋の中へは入らない様にと、警察によるご遺体の対処がどんなに気を付けても、お部屋の中に体液やその他、感染症にかかる可能性のあるものが付着していたりします。そこに何の対処もしないで入室すると、とても危険な状態になるのです。

我々も入室する際には必ず完全防護で入ります。特別な消毒液を使用し除菌を十分におこないます。以前にネットである記事を読んだのですが、長年特殊清掃をおこなっている方でも、十分すぎるほどの対処をして作業をおこなっても、何度か感染症にかかったことがあると、それが何の対処もせずに入室したらと、考えただけで恐ろしくなります。

亡くなった方の情報は意外に少ないものです。「心不全」や「腎不全」などでお亡くなりになられたとだけお聞きします。肝炎や結核、HIV（エイズ）のような感染症だった場合、ご遺体の血液や体液に触れる私たちに感染しないという保証はどこにもありません。最近は警察の方に新型コロナに感染していたのかを、管理会社様にご確認して頂いている状態です。

皆さまも孤独死現場の以来の際には、まず私たち専門家にご連絡ご相談していただければ幸いです。